巻頭言 ほほえみ第36号(H14/7/6) 『創立記念日に思う』

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巻頭言 ほほえみ第36号(H14/7/6) 『創立記念日に思う』

2002.07.06

 光ヶ丘病院が創立されたのは21年前の7月1日でした。その間の医療を取り巻く情勢は激変してしまいましたが、この日を一つの区切りとして、新たな気持ちで着実に一歩ずつ前に進むのだという誓いの日でもあります。4月の診療報酬改正では、幸い売上額は横ばいでしたが、収支の悪化は免れませんでした。

 

 4月上旬に桝谷前会長がご急逝されたため、思いがけず県介護老人保健施設協議会会長を拝命することになりました。県下40施設のまとめ役をするのは重荷ではありますが、老健の理念である「総合的ケアサービス提供施設」「家庭復帰施設」「在宅ケア支援施設」「地域に開かれた施設」は介護保険の理念そのものです。「おおぞら」が先頭にたって、真摯に、質の高いケアを提供することで、老健の役割が認知されるよう広く世間に働きかけていこうと思っています。おおぞらは在宅介護支援センター・ホームヘルパーステーション・通所リハビリテーション・ケアハウス・グループホームを併設した福祉の拠点です.全老健指定の実地研修施設であり、年4回の介護教室を継続開催しています.地元公民館などでの介護講座や介護研修生を積極的に引き受け、誕生会などでのボランティアの協力を仰ぎながら、

 

地域の皆さんとの交流を一層深めていきましょう。

 

 さて、病院北側で増築工事が始まりました。1階を短期入所生活介護(ショートステイ)9床に、2階を福祉用具貸与事業所と、3ヶ所のシャワー室を備えた職員休養室などにします。当初考えていた既存病棟改修は行なわないので、倉庫や休憩室はそのまま使え、2A病棟中央の職員休憩室は移転し、患者さま用の食堂などに活用できます。短期入所生活介護は従来の短期入所療養介護(ショートステイ)より廉価なので、在宅サービスを利用されている方は気楽に利用できるようになり、入院患者様の短期間の自宅療養にはずみがつくことを期待しています。

 

 市長会などの保険者をはじめ、療養現場に疎いマスコミは、療養病棟は「介護型」も「医療型」も高くつくからという理由でいわれの無い非難が集中し、介護保険適用病棟の介護職3対1を廃止せよとの意見が優勢です。この度、介護療養型医療施設連絡協議会から、療養現場を見て評価してもらうため、全国紙の取材を受ける病院を募集しているとの連絡を受け、患者さまのプライバシーを十分尊重した上での取材に協力することを申し出ました。熱意ある職員の献身的なマンパワーで、医療も介護も必要な重症患者を一手に引受けている療養病棟の実態を多くの方が知るようになれば職員配置を少なくしろという無謀な意見は出ないと思うのですが——。多勢に無勢で、形勢は圧倒的に不利ですが、われわれが情報公開するに足る質の高い医療・介護を提供する努力を続けるのは当然です。

 

 研究会や講演会に行くだけでなく発表もしようよという呼びかけが実りつつあります。夏から秋にかけて全国老健や療養型学会や褥瘡学会での発表があり、8月には紫蘭会研究発表会もあります。8月から当法人でホームヘルパー2級課程養成講座が初めて開講し、介護現場を知る職員が多数講師として参加しますが、そこで得られた自信や意欲が法人全体のパワーとなるでしょう。 (本文84行x16字)

 

紫蘭会理事長  笠島 學

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