2010 3月

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巻頭言 ほほえみ第54号(平成22年4月号)

 今年は雪が多かったので7回ほどスキーを楽しみました。といっても、スキー場まで1時間かからないので、一人で車に用具を入れ、日曜でもリフト待ち無しのガラガラのスキー場で自己流のヘボ滑りを2時間余してくるだけですが、雲がこんなに早く動くことに驚き、小枝から垂れたツララの輝きが新鮮に見え、風を切って滑る爽快さを体験できました。

 

 さて、4月に診療報酬改定があります。長年の医療費抑制策による医療崩壊を猛烈に受けた急性期基幹病院が高く評価されました。医療の質が評価され、在宅・地域連携への流れは一層明確になりました。限られた財源の中での多少のアップですが、医療・福祉を含めた社会保障費がいかに国民に安心を与える重要なものかを粘り強く訴えて、将来にわたって増額せざるを得ない医療費に国民のコンセンサスを得る必要があります。「明細書の無償発行義務化」は、医療の透明性を高めて患者さんへの豊富な情報提供となり、医療の信頼回復の一助になればと少し期待していますが、患者さんへの丁寧な説明がなければ、逆に不平不満が増大する危険性もあります。医療に関わる全ての者が真摯な気持ちで、安全で良質な医療を地道に提供するしかありません。

 

 当院は医療も介護も重症な方を積極的に受入れていますが、今度の改定で医療療養病棟が評価されました。4月から県の「高岡医療圏での医療系ショートステイ病床確保事業」に当院2床が委託されましたが、従来と同じように気管切開の患者さん等を受入れていけばいいと思っています。在宅医療を受けている患者さんや家族にとって緊急時の対応ができる安心感が持て、必然的に当院とケアマネや訪問看護師との在宅連携が一層密になることでしょう。

 

 私は、人材育成が法人発展の源と考えており、やる気のある職員に一つ上の資格を取れ、出来る限りの支援をすると、いつも話しています。12月に、合格率20%の介護支援専門員に当法人から6名合格し、2月には認知症ケア専門士が5名合格して、計8名になりました。まもなく認知症と感染症の認定看護師が一人ずつ誕生します。看護実習指導者講習に3名が受講し、慢性期医療協会の認定講座や医療介護福祉士の講習にも複数人を派遣しました。いずれも長期間の研修でしたが、病棟スタッフの協力の賜物と思っています。

 

 3月末に、もうすぐ発表される看護師、准看護師、介護福祉士、社会福祉士などの合格の声を聞くのが楽しみです。4月からは複数の新人ナースが入社しますが、温もりの中に厳しさがあり、この病院に勤めて良かったと思わせるカリキュラムを組んでくれると信じています。

 

紫蘭会理事長  笠島 學

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