2012 4月

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巻頭言 ほほえみ第59号(平成24年5月号)

光ヶ丘病院は去年暮れに日本慢性期医療協会の認定病院に北陸で初めてなりましたが、良質な慢性期医療がなければ日本の医療は成り立たないと思う意気込みで、医療も介護も必要な重症患者を多く引き受け、質の高い医療・ケアを提供する法人として、一層精進を重ねていきたいと思っています。

 

4月からの診療・介護報酬改定では、病院機能の明確化・施設から在宅へ・地域連携を図れという強いメッセージが読み取れます。肺炎などを併発した在宅や特養などで療養中の患者さんを当院で受け入れる機会が増えてきました。14年前に開設した訪問看護、常勤療養士5名に言語聴覚士が加わった訪問リハビリ、2か所の通所リハビリ、緊急受入れも可能な療養介護と生活介護の両方を有するショートステイ、高陵下関地域包括支援センターなどの在宅サービスを益々充実させ、障害があり病弱であっても地域で安心して生活できるよう支援していくつもりです。

 

また、新たに取得する「感染防止対策」では、厚生連高岡病院と連携しますが、高岡市民病院ともネットワークを作り、済生会高岡病院を含めて基幹病院と顔の見える連携に、もう一歩近づく絶好の機会と思っています。13対1看護や療養病床でも取得できるようになった栄養サポートチームに専属ナースを配置して、慢性期主体病院が得意分野であるチーム医療・チームケアの質の向上を目指します。

 

当院は講演依頼も多い2人の認定看護師がおり、2つの看護師養成校研修施設ですが、4月に4人の新卒ナースが入社しました。6名の准看全員が合格した働きながら学ぶ看護学生も、現在13名在籍しています。更にモンゴル国からの看護学生を初めて引き受けました。漢字圏でない国で医療とは無縁な人が、日本語で専門用語を覚え、理解するのは大変な苦労と思いますが、どうか初志貫徹し、「医者になって病気の人を救いたい」という彼女の夢が実現されることを願っています。

 

また、4月から倉知先生という温厚で素晴らしい先生を迎えることが出来ました。南砺市民病院長として在宅重視で地域ぐるみの医療ケア連携を実践され、電子カルテが普及する前から情報システムのIT化に深く関与されておられる有名な先生ですが、当法人にとり頼もしい限りです。

 

老健おおぞらに関しては、在宅への退所者が徐々に増えてきました。老人保健施設は大規模多機能施設であり、終末期医療ケアや認知症ケア、リハビリなど種々の機能があり、真摯に取り組んでいますが、重視されるべきは在宅復帰機能です。急性期病院での治療が終わって介護が主体となった方や、自宅からリハビリを集中的にやりたい方などを積極的に受け入れ、地域に開かれ地域に根ざした在宅復帰をめざす老健としての役割をスタッフはしっかり認識しながら良質なケアを提供してほしいと願っています。

 

今年も全日病大会や慢性期医療大会では複数の演題発表をしますし、認知症ケア学会や老健大会にも発表しますが、職員のみなさんは発表や研修に大いに参加してください。少なくとも参加費は全て法人で負担します。職員は法人の宝であり、法人の当然の使命として、やる気のある職員をサポートします。

 

紫蘭会 理事長  笠島 學

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