2012 8月

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巻頭言 ほほえみ第60号(平成24年10月号)

介護も医療も必要な重症患者を多く引き受け、感染や栄養に気を配り、安全で質の高い医療を法人全体で真摯に取り組んでいることが診療報酬上の加算で評価されました。感染防止対策では厚生連病院と提携して討議を重ねていますが、感染分野に留まらず、急性期基幹病院との信頼関係を一層蜜にする大きなチャンスです。特に吉田感染管理認定看護師の獅子奮迅の活躍には目を見張るものがあります。栄養サポートチームも専従ナースを配置し本格的に稼動しました。13対1看護の病棟では「看護必要度」に初めて取り組み、クリアすることが難しいと思われた10%以上の患者が該当することがわかり、基幹病院と遜色のない重症患者を受け入れていることを再認識しました。

 

今春から、倉知先生、スーパーナースである杉本さん、事務長経験者の佐伯さん、ITに詳しい森さんらの頼もしい仲間が加わり、業務改革・改善委員会や情報システム委員会を毎週開催して、病院監視への対応や既往歴・現病歴などの患者基本情報を皆で共有できる方法など様々な問題を討論しており、良い方向へ持っていけそうな手ごたえを少しずつ感じています。また、法人を継続させ、より公明な組織にするための持分無しの特定医療法人への移行も避けられない重要な課題と認識して対策を練っています。

 

先日の保険医協会講演会で豊田先生が胃瘻問題のシンポジストを務められましたが、胃瘻にして全身状態が改善し、経口摂取ができるようになり、胃瘻が不要になった方や、反対に、胃瘻にしたが全身状態の悪化で延命治療とみなされても仕方がない方もおられます。患者家族は「おまかせ医療」ではなく、真剣に検討すべきだし、医療関係者は様々な情報を患者家族に提供し、一緒に相談にのってあげる姿勢が求められます。

 

私は「訪問リハビリ光ヶ丘」の対象患者百余名を3ヶ月毎に自宅などを訪問していますが、胃瘻にしてよかった、今はほっとして介護しているという家族の声も聞きました。難病の超重症患者を妻1人で看病している方もおられ、老人だけの世帯や1人暮らしの方が増えてきたことも実感していますが、多少不自由でも在宅生活の継続を望まれています。

 

自分の死に様は自分で決めるレットミーディサイドの啓蒙者であり、職員は多ければ多いほど良い、患者の為に必要とされることをやっていれば診療報酬は後からついてくるなど歯に衣着せぬ発言をされる岡田氏の特別講演が10月6日にあります。講演を聴いて、自分自身の死について、じっくり整理してみたいと思っています。

 

紫蘭会 理事長  笠島 學

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