新年のご挨拶
謹んで新春をお祝い申し上げます。旧年中は皆さま方から温かいご支援とご協力を賜り誠にありがとうございました。心より御礼申し上げます。
旧年は正月に能登半島で地震が発生し、大変な始まりとなりました。当院からは、水や食料を被災された病院に運び、医師やリハビリセラピスト・ケア職員を現地に派遣するなどの支援活動をさせていただきました。まだ今も大変な思いをされている方々へ心からお見舞い申し上げます。当院でも突然の災害に対して、事業を継続できるように対策を万全にしていきます。そのためには、地域の皆さま、医療や介護福祉関係機関、行政や企業の皆さまとも、一層連携を深めていきたいと思います。
ショートステイ光ヶ丘ホームと訪問看護ステーションほのぼのは、残念ながら旧年10月で閉鎖となりました。ご利用いただいていた皆さまにはご不便をおかけして大変申し訳なく思います。しかし、利用者の皆さまを元気づける精神は不滅です。
当院では、病院は病気の人だけが利用する場所ではなく、子どもも大人も集って、地域を元気にしていこうと、みんなの畑「リハビリファーム」でイベントを定期的に行い、音楽療法や臨床美術・園芸療法などを通して心のケアを行っている様子などを、SNSで発信し続けています。
本年も、法人の方針である「ひかりプロジェクト」の理念を、さらに多くの皆さまに伝えて、地域に羽ばたいていきたいと思います。皆さまのご多幸とご健康を祈念し、ご挨拶とさせていただきます。本年も何卒よろしくお願いいたします。
令和7年元旦 紫蘭会 理事長 笠島 學