装具とは、身体の一部を外部から支えて、関節の動きを制限したり、保護することで、変形の矯正、関節運動の補助、麻痺の軽減などを図る医療用具です。装具の処方は、解剖学や運動学を十分考慮して、患者さんの生活に適した構造と概観を備えた装具を作製する必要があります。
当院リハビリ科の装具外来では、リハビリ科専門医と義肢装具士と一緒に装具を作製する外来を、毎週金曜日14時から設けています。主に、脳卒中、その他神経難病、末梢神経麻痺、関節リウマチ、整形疾患などによる運動麻痺や筋力低下、関節拘縮のような障害に対して、補装具や靴などの適応を判断し、処方を行います。現在使用中の装具で不具合がある方にも必要に応じて再作成なども行います。(保険適応などについてはまずはご相談下さい。)車いすのシーティングなどでお困りの方もご相談下さい。