ご自宅で理学療法・作業療法・言語聴覚療法等必要なリハビリテーションを行います。
　要介護・要支援状態となった場合においても、利用者様が可能な限り自宅でその能力に応じ自立した日常生活を営む事ができるように生活機能の維持または向上を支援します。
　当事業所には、理学療法士3名、作業療法士2名、言語聴覚士1名が在籍し、
摂食・嚥下訓練や言語訓練なども可能です。

• 手足を他動的に動かしたり、筋力をつける運動やストレッチ・マッサージなどを行います。
• 寝返り・座位への起き上がり、歩行、排泄動作、食事動作、更衣動作などを改善するための運動や動作訓練を行います。
• 在宅酸素・気管切開・慢性呼吸不全の方も運動を受けることができます。
• 摂食・嚥下訓練や言語訓練を行います。
• ご家族の方には、すぐに役立つ介助方法や家庭で行える運動をご指導いたします。
• 車椅子・歩行器・杖・装具や家屋改造・手すりなどのご相談を受けます。

① 連絡
　担当の介護支援相談員（ケアマネージャー）にご相談ください。
　　
② 情報提供書　
　介護支援相談員からの情報提供書と、かかりつけ医からの診療情報提供書を当事業所へ送付していただきます。
　　
③ 事前訪問・契約
　書類が届きましたら、介護支援専門員と一緒にご自宅に伺って面接を行います。
　面接内容は、困りごとや生活状況の確認などを行います。
　　
④ 判定会議
　事前訪問から、訪問リハビリテーションの必要性を判定し実施します。
　　
⑤ 当院医師の診察
　当院の外来診察か、往診を受けていただきます。
　　
⑥ 訪問リハビリテーションの開始
　必ずしもご家族の同席は必要ありませんが、ご家族の介助指導などが必要な際には、同席をお願いしています。
　　
⑦ 定期診察
　３か月に１回、かかりつけ医からの診療情報提供書及び、当院の診察が必要です。
　　
⑧ 訪問リハビリテーションの終了
　目標達成や生活様式が安定すれば終了させていただきます。
　終了後でも生活機能に変化がみられた場合、必要に応じて再開始することも可能です。

※リハビリテーションマネジメント加算・短期集中リハビリテーション実施加算は、要支援の方には該当しません。
※短期集中リハビリテーション実施加算の算定要件は、週に概ね２日以上（１回２０分以上）となります。
※なお、訪問リハビリテーションは制度上、１回２０分とし、１週間で６回（１２０分）までが上限となっており、開始から3カ月は１週間で１２回（２４０分）までが上限となっております。それ以上はご利用できませんので、あらかじめご了承下さい。
※負担割合が２割の方は金額が２割に、３割の方は３割になります。

＜算定用件＞
＊ リハビリテーションマネージメント加算：
計画内容を（Ａ）はリハビリ担当者（ＰＴ／ＯＴ／ＳＴ）より説明し、
（Ｂ）は医師より説明します。
イ は、
　① 医師の詳細な指示（指示内容の記録）。
　② 情報の連携を図る（ケアマネを通じて、他の事業者に介護の工夫等の情報を伝達）。
　③ リハビリ会議を開催し、利用者の状況等を構成員と共有する。
　　 会議は３ヶ月に１回以上開催する。
　④ 指定居宅サービスの従業員と利用者宅を訪問する。家族（当該従業員）に、
　　 介護の工夫に関する指導及び日常生活上の留意点に関する助言を行う。
　⑤ 進捗状況を定期的に評価し、必要に応じて見直しを実施する。

＊ 短期集中リハビリテーション実施加算：
　① 退院（退所）後、初回介護認定の方
　② 要介護の方
　③ 概ね週２日以上（１回２０分以上）